Avenir W10 初期型 SR18Di FF

外観 205/50 内装 その他 ALPINEで、CDデッキ、スピーカー、ウーハー、アンプを統一 赤丸はブラックライト。青丸はブラックライト対応の小物など FOMA P902iS ブラック×スモークブラック 限定ミュージックエデシヨン で撮影
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歴代 アベニール


初代 W10 1990〜1999

W10初期型W10初期型 カーゴカーゴ 上左右:W10 初期型  下左右:アベニールカーゴ

1990年5月 W10型登場 スカイラインワゴン(R31型)/バン(R30型)と ブルーバードワゴン/バン(いずれもU11型)を 統合させたステーションワゴン並びにライトバン。 プリメーラ(P10型)のワゴン版としての位置付け。 欧州には「プリメーラワゴン(初代)」として投入。 乗用モデル(ワゴン)と 商用モデル(カーゴ 最大積載量500kg)が存在。 ワゴンのグレード名は 「ei(エイ)」「bi(ビー)」「si(シー)」。 エンジンは SR20DE と SR18Di カーゴは GA16DS と ディーゼルエンジンCD20。

1990年10月 4WD車追加 ワゴンは アテーサシステムを搭載したフルタイム4WDで 2.0Lのみの設定。 カーゴは ガソリン車にのみパートタイム4WDを設定。 カーゴ4WDの最大積載量は400kg。

1992年6月 ワゴン特別仕様車「EXC」を発売。

W10中期型W10中期型 左右:W10 中期型

1993年1月 マイナーチェンジによりグリル等が変更される。 ワゴンの搭載エンジンの SR18DiエンジンがSR18DEに変更に。 ワゴンにディーゼルエンジンCD20T搭載モデル(4ATのみ)と 本皮シートを装備した最上級グレード「ef(エフ)」を追加。

サリュー アベニールサリュー

1993年12月 salut!(サリュー!)追加

1994年11月 一部変更 「bi」にCD20T型ディーゼルターボエンジン搭載モデルを追加 「ei」を廃止。

1995年8月 ワゴンを大幅にマイナーチェンジ。 同時に全てのグレード名に「サリュー」を冠し 営業上の車名を「アベニールサリュー」に。 (正式な車名はアベニールのまま) 外観を中心とした手直し。 リアオーバーハングを延長した上で リアコンビネーションランプを横長の大型のものに変更。 新たにガラスハッチを採用。 併せてエンジンフード、ラジエータグリル、 フロントバンパーもボリュームのある形状に変更。 初期のプレーンなスタイルを引き継ぐのは バンモデルのアベニールカーゴのみに。 運転席SRSエアバッグが標準装備となり インパネはP10プリメーラと共通化。 4WDに直列4気筒DOHC SR20DET型ターボ付エンジン搭載モデルを設定。

オーテックオーテック オーテック 上左右:アベニールサリュー エアロエクスプレス 下:オーテック アベニールサリュー エアロエクスプレス(1997年)

販売期間1990年〜1999年
乗車定員5人
ボディタイプ5ドアステーションワゴン/ライトバン
エンジン直4 2.0L SR20DE(T) 直4 1.8L SR18DE(Di) 直4 1.6L GA16DS 直4 2.0L CD20(T)ディーゼル
駆動方式FF/4WD
サスペンション前:ストラット 後:トーションビーム(2WD) 後:5リンク(4WD)
全長4,460mm
全幅1,695mm
全高1,460〜1,490mm
ホイルベース2550mm
車両重量1100kg〜1410kg

二代目 W11 1998〜2005

前期型サリュー 前期型サリュー

1998年8月24日 W11型にモデルチェンジ。 営業上の車名は再び「アベニール」に。 GT4シリーズとサリューシリーズの2系統のグレード体系。 パワートレインとサスペンションを M12型プレーリーリバティと共用。 搭載するエンジンは全て横置きの直列4気筒で SR20DET型インタークーラー付ターボ SR20DE型 QG18DE型 CD20ET型ディーゼルターボの4機種。 SR20DE型搭載のFF車には HyperCVT M6を組合わせるモデルを設定。 オーテックジャパンの手による特別仕様車「ライダー」を設定。 車体を共用する商用モデルは当面は従来型継続。 1999年6月に「エキスパート」として独立。

2000年5月26日 マイナーチェンジ。 フロント周りをGT4シリーズのデザインに統一。 P11プリメーラと酷似していたインパネ形状を 新造形の専用品に変更。 レーザー光線を用いた車間自動制御システムを SR20DE搭載車にメーカーオプション設定。 SR20DE型の出力を向上させた他に CD20ET型搭載車とサリューXおよびサリューJに 設定のあった5MTモデルを廃止。 パーキングブレーキを全車足踏み式に変更。 SR20DE搭載車の4WDシステムが アテーサからオートコントロール4WDになり ミッションも4ATからHyperCVT M6に変更。 アベニール誕生10周年記念車「V Limited」を設定。

2000年10月17日 クロスオーバーSUVテイストの「ブラスター」を追加。 既存モデルに対し 大径タイヤ及びサスペンションジオメトリーの変更で 最低地上高を上げ 専用の大型バンパーや 専用ツートンカラー 専用シート地を装備。 FFと4WDを設定。 搭載するエンジンはSR20DE型のみ。 特別仕様車「Kid'sバージョン」を発売。

2001年3月 同月末を以て日産車体京都工場での生産を終了 生産を日産車体湘南工場に移管。

ブラスター 中期型ブラスターバージョンS

2001年8月29日 ブラスターに期間限定の冬仕様車「バージョン-S」を発売。 スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ用品の トップブランド「サロモン」の協力を得て 開発した冬仕様の限定車。 汚れや水分のふき取りが簡単な専用シート地や ドアトリム 電源コンセント(AC100V・100W)などを標準装備。 「SALOMON」ロゴ入り専用シートタグがついている。 寒冷地仕様が標準。 ワイパーつけ根の氷結を防止する熱線入りの 「ワイパーデアイサー」「ヒーター付ドアミラー」 「大型バッテリー」が装備。 同年12月までの販売。

サリューX 後期型サリューX

2002年8月27日 マイナーチェンジ。 車名ロゴを「AVENIr」からNE-01の「AVENIR」に変更。 ラジエータグリルについていたアベニールの エンブレムを廃止。日産CIエンブレムに変更。 SR20DE型に替わってQR20DE型エンジンを搭載。 ターボのSR20DET搭載のGT系グレードや ブラスターのFF等廃止。 4WD車のミッションが全車4ATに戻される。

ステーションワゴン需要低迷により生産終了。 後継車は3代目ウイングロード。 車体を共用する商用車の エキスパートは継続生産となったが 2006年12月20日をもって生産終了に。 1つ下の車格となるADバンと統合されADエキスパートに。

販売期間1998年〜2005年
乗車定員5人
ボディタイプ5ドアステーションワゴン
エンジン直4 2.0L SR20DE(T) 直4 2.0L QR20DE 直4 1.8L QG18DE 直4 2.0L CD20ETディーゼル
駆動方式FF/4WD
サスペンション前: ストラット 後: マルチリンク
全長4,650〜4,675mm
全幅1,695mm
全高1,450〜1,515mm
ホイルベース2,620mm
姉妹車エキスパート
後継ウイングロード「3代目」