世界の大金持ちの話

★アメリカの経済誌「フォーブス」は、 ジョークで、 架空の人物のお金持ち度もランキングしている。 トップはもちろんサンタクロース。 全世界の子供達に、 毎年プレゼントをあげても平気と、 総資産額∞(無限大)だとか(笑 ★お金持ちの指標となるのが 個人の金融資産(現金、株券等)高 100万ドル(約1億2千万円)以上で、 ミリオネアと呼ばれる。 世界のミリオネアは2001年末で、 史上初めて700万人台を突破、710万人も居る。 ★処女航海で沈没した「タイタニック号」 に乗っていた乗客は、皆、大金持ち。 ジョン・ジェイコブ・アストアは2千億円弱、 ベンジャミン・グッケンハイムは 約1100億円もの大金を持ち込み、 もろとも沈んでいる。 ★聖書を信じれば、史上最高の金持ちは、 イスラエル王のダビデという事になる。 旧約聖書によると、彼は10万3千タラントの金と、 100万7千タラントの銀を所有し、 その額を現代の価値にすると、 5〜60兆円にものぼる。 ★クレオパトラが愛した船は、 想像を絶する豪華さ。 ナイル川に浮かぶその船のオールは全て銀製、 帆には香水をふり、休憩用のテントは金の布製。 オーケストラの楽団が、 そのまま乗れる程の大きさというから驚き。 ★アメリカの大富豪ソコロフ氏は健康オタク。 3億円もの私財を投じて、 「動物油であげたポテトは体に悪い」 とキャンペーンをはったり、 マクドナルドを 「忌わしい高カロリー食品」と非難したり、 肥満防止活動に夢中。 ★アラブの石油王、アメリカのIT企業オーナー等、 世界の大金持ちが好む珍味に、 トリュフ(地中に自生するキノコの1種)がある。 栽培出来ず、犬や豚等に探させるだけの為に、 1kgあたり200万円以上もする。 ★日本がバブル景気だった頃、 欧米のお金持ちは「土地価格の急騰が原因」と、 土地成金に対し冷たい見方をしていた。 というのも土地等、不動産は個人の資産に入れず、 信頼出来る株券や通貨だけで判断したから。 ★2003年の18歳の誕生日に、 約6000億円の財産と、 島1つを自由に使えるようになるのが、 ギリシアのアジナ・オナシス・ルーセル。 海運王オナシスの孫娘で、 わずか3歳の時に巨額の資産を受け取っている。 ★世界の大富豪に愛用される 自家用ジェット機が「ガルフストリームV」。 16000mの成層圏を最大時速1200kmで飛行、 給油なしで12000kmも飛べる。 1機50億円と値段もかなりのもの。 ★すぐに動かす事が出来るお金が、 100万ドル(約1億2千万円)以上という お金持ちが多いのは、 アメリカではなくヨーロッパで245万人も居る。 その財産総額は、 8兆4千億ドル(約1008兆円)にもなる。 ★サウジアラビアの、 王族アドナン・カショギの自家用飛行機はすごい。 重量等はまったく考えず、 大理石の浴槽にダブルベッド、天井はガラス張り。 風呂用のミネラルウォーターを積む飛行機まで、 一緒に飛ばせた。 ★バブルの頃は本鮪の大トロは、1kgあたり、 10万円以上の超高値で取り引きされた。 こんな大トロだけに、 お寿司屋さんで1貫(2個)握ってもらうと、 それだけで1万円もしたが、 土地成金達が好んで注文した。 ★世界的なITバブルの崩壊で、 富豪ランキングも変わってきている。 マイクロソフト社会長ビル・ゲイツの、 第1位は変わらないが、 1年で1兆3200億円も資産が減少、 日本の孫正義も、 最高8位だったのに姿を消している。 ★ヒラメキから億万長者になったのが、 主婦で小学校教師だった笹沼喜美賀。 洗濯物に付くゴミを、 何とかしようと考えた「クリーンボール」で、 2億6千万円を稼ぎ出した上に、 科学技術庁長官賞まで獲得した。 ★現代の30代富豪ナンバー1となったのは、 デル・コンピュータのミッチェル・デル。 パソコン業界の革命児として、 ここ数年の間に資産を築き総額2兆円と、 アメリカの大富豪ランキングの中でも、 11位につけている。 ★プロスポーツマンで、ナンバー1リッチマンは、 F1レーサーのミヒャエル・シューマッハ。 これまで、 プロボクサー、NBA選手が上位を占めていたが、 シューマッハは、 2001年に500億円もの稼ぎでトップになった。 ★インドのマハラジャ(土侯)は、 自分専用の鉄道を600kmも敷設したり、 砂漠の中に、 18ホールのゴルフコースを作ったりと、 ありあまる財産を無駄使いしているようだが、 本人達にとってはごく当たり前の事らしい。 ★ディスカウント・ショップで大成功し、 1999年にドイツの富豪ナンバー1となったのが、 ディータ・シュワルツ。 極端な秘密主義者でマスコミ嫌いの為に、 インタビューはもちろん、会う事も難しい。 ★プロゴルファーのタイガー・ウッズが アメリカ国外での試合に出場すると 出場料金(エントリー・フイ)が貰える。 相場は1試合で2〜3億円というから、 優勝賞金の10倍近い。 年間で150億円以上も稼げる秘密は、 この出場料金による。 ★ブルネイの国王兼、首相兼、大蔵大臣兼、 防衛大臣なのが、ハサナル・ボルキア王。 資産は約4兆円もあり、年間の利子収入だけでも、 1日10億円は入ってくる。 ブルネイ国民の教育費と医療費は、 全て国王が払う為に無料。 ★庭園作りに21億円もかけてしまったのが、 フランスの大富豪カールスト・ガルベンキァン。 世界中から集めた植木や何百種類もの鳥、 60人の庭師を雇ったが宿泊施設がない為に、 その後ほとんど使われていない。 ★薩摩次郎八は日本一の浪費家と言える。 大正時代のパリ留学中1ヶ月に使ったお金は、 当時で1万円。 20数年のパリ滞在中に使った総額は、 今の金額にして200億円という事から、 その放蕩ぶりがわかる。 ★ジェイムズ・ゴードン・ベネットは、 約5600億円もの財産を持つ大富豪。 やる事も豪快で、座り心地が悪いと言って、 オシリのポケットに入っていた札束を、 暖炉に捨てたり、希望を叶えた車掌には、 2千万円のチップを渡したりしている。 ★江戸時代の豪商と言えば、その辺の殿様より、 贅沢三昧の日々を過ごしていた。 大阪商人の淀屋辰五郎は、 2万坪の敷地を持つ屋敷の一角を、 当時はまだ超高級品のガラスで水槽を作り、 金魚を泳がせて悦に入っていたという。 ★ビヨン・ボルグが引退した時の資産は、 1000億円を超えていた。20代前半で、 プロテニス界の頂点を極めたボルグが、 若くして引退する事になったのは、 大金持ちになった事が、 テニスへの情熱を奪ったといえる。 ★友人がパーティ会場を探しているだけで、 インドの何もないところに、 庭園を作ってしまったのがキッチナー卿。 キッチナー卿は、800人の労働者を集め、 36時間で荒野を、 花と芝生の美しい庭にしてしまった。 ★日本ナンバー1のお金持ちは、 海外の経済誌によると、 コクド会長の堤義明で推定資産は約4兆円。 但し、現金をすぐ動かす事の出来る、 本当の大金持ちといえば、 長者番付けには名前も出ない地方の名門当主。 ★チャールズ1世が、 ウィリーム・アレクサンダー卿に、 プレゼントしたとんでもない物とは、 何とカナダの土地全部。貰った方は、 初めは喜んでいたが、 気候の悪い地域に悪戦苦闘。 ついに破産してしまったとか。 ★お金を食べたとも言えるのが、 ローマの皇帝ビテリウス。 現代の金額にして、1日1億円以上を、 食事に費やしていたこの皇帝が、 1日中大量に食べていた物は、 八つ目鰻の乳、孔雀の脳ミソ、鴬の舌等の、 高価な珍味。 ★2002年10月現在の世界ナンバー1富豪は、 アメリカ・マイクロソフト社会長の、 ビル・ゲイツだろう。 資産総額は約10兆円とみられるが、 インドのマハラジャや産油国王の資産は、 もっと多いと言う人も居る。 ★史上最も豪華なヨットの持ち主は、 アメリカ海運王コーネリウス・バンダービルトの、 「北極星号」。ヨットとはいえ、 25000tもあり、建造費は今のお金で800億円。 年間維持費が10億円もした。 ★オイル・マネーを独占するサウジアラビアの、 王族の金使いは桁外れ。夏に、 スペインの避暑地を訪れた王族一行1200人は、 たった3週間の滞在で、1300億円、 1人平均1億円以上も札束をばらまいて帰った。 ★イギリスの新聞サンデー・エクスプレスが、 20世紀の富豪ナンバー1に選んだのは、 アメリカの石油王ジョン・ロックフェラーで、 現在の価値で、1240億ポンド (約24兆8000億円)もの資産を築きあげた。 ★1799年の夏、イギリスの、大地主だった エドワード・ラッセル卿は、 古代ローマの祝宴を真似て、 庭の噴水に1本10万円の最高級ブランデーを、 8千本分も流し込み、ブランデーを噴き出させ、 一晩中飲み明かした。 ★アメリカ経済が不況に突入した事は、 有名な経済誌「フォーブス」の、 富豪ランキングからもわかる。 2000年、上位400人の総資産額は、 約144兆円だったのに、2001年には104兆円と、 40兆円、1人平均1000億円も減っている。 ★史上最年少のミリオネアは 「小公女」等の演技で、 人気を博した子役のシャーリー・テンプル。 6歳から10歳までで、 72億円以上稼いだというから桁外れ。 その人気ぶりは数十年たった今でも、 記憶に残るほど。 ★ジャクリーン・ケネディは、 ファーストレディの中でも飛び抜けた浪費家。 ホワイト・ハウス入りした年に、 個人的に使ったお金は、 10万5千ドル(約1260万円)、2年目には、 12万ドル(約1440万円)以上にものぼった。 ★音楽だけでなく財産も残したジョン・レノン。 夫人であるオノ・ヨーコの財産は、 そのおかげで推定1億5千万ドル(約180億円)。 ニューヨークに超高級アパートを持ち、 店子にはエルトン・ジョン等が名を連ねる。 ★色黒、粗食、酒は少々、煙草は吸わない、 家庭を大切にする。 これがアメリカの大富豪の代表的な姿。 色黒はアウトドア生活が長い為、 粗食以下は肥満防止等健康対策。 莫大な離婚慰謝料対策で家庭サービスも重要。 ★「金賦り(かねくばり)」が、 趣味だったという豊臣秀吉が、 1回に配る金額は36万5千両というから、 今の金額にすると100億円を超えている。 サラリーマンの給料と同じで、沢山貰えれば、 武士も一生懸命働こうという気にもなる。 ★世界の大富豪上位200人の資産合計は、 120兆円。これは世界最大の金融グループ、 日本の「みずほ」の総資産と同じで、 GNP(国民総生産)でも、 米、日本、独、仏、英、伊の、 6カ国に次ぐというから桁外れ。 ★エンゲージリングの代わりに 専用のオペラ劇場を彼女にプレゼントしたのが、 英(イギリス)・サセックスの大地主の ジョン・クリスティ。 不遇にも売れていなかった彼女は、 後に、専用のオペラ劇場に客を集める程の、 実力を発揮した。 ★神戸の実業家、田中吉太郎は、土地、建物、株券、 貯金等、時価100億円もの財産を残して亡くなった。 独身だった田中氏の、 親族と名乗りをあげたのは26人。 そのうち12人が「特別縁故者」として認められた。 ★芸術の世界に価格はあってないようなもの。 パブロ・ピカソが亡くなった時の財産は、 約2250億円というから想像を絶する。 これだけの遺産を残しておきながら、 遺書も作らず逝ってしまった。 ★史上最大の慰謝料は、 アラブ人の王族で銀行家のアドナン・カショギが、 妻サンドラに払った700億円+2500億円。 サンドラは、これでも飽き足らずに、 離婚訴訟の費用5200億円もぶんどったと言う。 ★“ウォール街の魔女”と言われた アメリカのヘティ・グリーンは、 20世紀初頭に世界一の女富豪として有名だった。 金持ち=ケチを地でいった彼女は、 治療費を出し惜しみした結果、 息子の片足を切断させた程だった。 ★世界一の女金持ちと言われたヘティ・グリーン。 ヘティ・グリーンの息子は、 母親のケチがひどく片足を失ったが、 約1億2千万円を相続し遊び呆けた。 かたや娘の方は母親同様ドケチ街道まっしぐら。 約360億円の遺産を残している。